Enjoy MTB！High☆Calories

2009イベントレポート

ハイ☆カロリーズＣＵＰ　2009愛
ＩＮ　草津国際スキー場

純朴なこころの巻

■■■

〜〜〜〜〜〜
あかもみじ
ハイ☆カロカップで
散り落ちる
〜〜〜〜〜〜


　夕暮れの目潰し虫かのごとく
わらわらと集まったチャリンコバカ達。
その数18名。

もう秋もふかまった草津の風物詩、
いやもうもはや季語とすら言われてひさしい
ハイ☆カロカップ。


今年も開催。
飽きもせずに。
懲りもせずに。



いつものように4種目を競い争い
ちいさな内輪で優越を決める
この大会。


笑い声と罵声が飛び交い
わきあいあいとした雰囲気にみえてじつは、

「あいつにだけは負けたないねん！」

と、ムキになり
そして足を引っ張り合う。
大人げないのが
この大会。


まさにあの学校行事マラソン大会のあれ、
『最後まで一緒に走ろうよー』
そしてまるで期末テスト直前でのそれ、
『おれ全然勉強してねーし』

青かった中学時代。
そんな純朴な心を
いつまでも持ち続けていたいから。


だから。




第一種目スタンディングでは
トライアルライダーでもあるDスポ宮城支部高橋選手の
断トツ記録にはさっぱり興味なし。

チャリ歴ないにひとしい
ハイ★ニコ金谷選手の大健闘にも
そんなの偶然に決まってらぁ。と決めこむ。



続く二種目めパイロンスラロームでは
出走順序でブーイング。
　誰かが転倒すれば大喝采。


一転、ダウンヒルにおいては
誰も無駄口たたかず。
緊張を隠せないでいるし。

連れてきた仲間が
初めての草津だったとしても、
アドバイスは一言。

「ブレーキから手放せば大丈夫だって。まじまじ」



そして最終種目ヒルクライムのころには
帰路での言い訳を考えながら
斜度の壁にむかってペダルを漕いだ。


だから。


その結果、今年も文句なしの優勝は
KAS若井慶太選手

数年ぶりのDHバイクでも
いやむしろ水を得たさかなよろしく
いきいきと強さを見せつけてくれた。



2位はDスポ高橋和宏選手

DEAD　or　LIVE
いっぽん切れてる？としか思えない
果敢な攻撃的ライディングと
トライアルで培ったバランス感覚が
結果に結びついた。
彼女を連れてきたかいもあったか？



そして3位は我らがハイ☆カロ山崎ペペヲ。

手首の骨折、靱帯損傷、指まで折った影響なのか、
今季はなかなか結果がだせなかったが
4種目で安定感をみせて巻き返した。
ハイ☆カロカップでの表彰台は何年ぶりだ？



じつは
競争なんかしなくてもMTBは充分楽しい。
でも
競争することで飛躍的に成長することがある。

テクニックもメンタルも。
友情も。
愛も？

【総合結果】

ご参加いただいた皆様ありがとうございました．
お手伝いいただいた皆様寒い中ありがとうございました．
景品を提供してくださいましたMGM通販部様ありがとうございました．
コース利用に際し許可をいただきました内嶋選手，
そして当日コースの片づけをおこなっていた内嶋選手のお父さんも
ありがとうございました．


【レポート　うしじ】

その他の写真・動画はこちら
http://photozou.jp/photo/list/173912/1007569

【BACK】