Enjoy MTB!High☆Calories



2007イベントレポート
第5回 ハイ☆カロリーズCUP in 草津国際スキー場

混戦 の巻


開催日 2007年10月6日(土)
開催地 草津国際スキー場MTBコース
天候 晴れ
主催 ハイ☆カロリーズ
協賛 FLEA boardshop
競技 一本橋、スラローム、DH、サカノボリ


■ ■ ■

今年もこの季節がやってきました.なんと5回目の開催.
会場は例年どおり草津国際スキー場.
めっきり冷え込んできたものの天気は晴れ.

3年連続総合優勝の若井選手は補習,Dスポ高橋選手は子供の運動会と
有力選手の欠場が相次いだものの,競技参加数は16名となり
空いたチャンプの席を狙いエゲツナイ戦いが幕をあけた.

<1>一本橋チャレンジ

阿部選手のライフワークともなりつつある今年の一本橋コースは,
トラップだらけのラダーを加えて全長25mにスケールアップ.
今回も二度のチャレンジで,より遠くまで渡れた距離を競い合った.

コースは地面に固定されていないため,強く踏ん張ると転がしてしまう.
体のバランスも当然ながら,タイヤからの情報をよむ鋭い感覚と渡りきる勢いも重要なのだ.
練習のときから安定した強さをみせていたのは大倉選手(H★)と高橋和選手(DSP).
高橋選手はさすがにトライアル出身だけにそのセンスを見せつけていたが,
本戦となると,"皆からの視線"にも打ち勝つ必要がある.

そしていざ本番.早々に渡りきって見せたのが,横田選手(H★)であった.
昨年は下から3番目と苦汁をなめただけにリベンジを果した結果に.

続いて吉川選手(DSP)も完走.
本人もミラクルに驚きを隠せず会場は大いに盛り上がった.
さらに横田選手とのジャンケンにも勝ち
D-SPORTSにハイ☆カロCUP初の勝利をもたらした.


ちなみに大倉選手,高橋和選手を抑えて3位はわたくし牛嶋.
家の近所の歩道脇をコースに見立て日々練習した甲斐があったわけで,
総合一桁への回帰を目指すに幸先の良いスタートとなった.

■ 一本橋 順位 ■

1 吉川尚人 D-SPORTS
2 横田雄介 ハイ★ニコチンズ
3 牛嶋潤 ハイ☆カロリーズ
4 高橋和宏 D-SPORTS
5 大倉聡明 ハイ★ニコチンズ
6 祢津雄介 ハイ★ニコチンズ
7 溝口克己 インテンスリー
8 佐々木貴夫 D-SPORTS
9 阿部真也 ハイ☆カロリーズ
10 長浜雄一 D-SPORTS
11 山崎智 ハイ☆カロリーズ
12 小野俊樹 ハイ☆カロリーズ
13 豊田洋行 インテンスリー
14 米津雄介 ハイ★ニコチンズ
15 杉山徹 ハイ☆カロリーズ
16 大田雄太郎 ハイ★ニコチンズ


【一本橋の動画はこちら】


視線との戦いでもある 佐々木さんのテストライド 組立ミス


<2>パイロンスラローム

6個のパイロンを右に左に避けながら,早く戻ってきた人が勝ち.
単純ながらもフォームやスピード感,そして瞬発力が問われる競技.
想像しただけで吐き気がするほどくたびれる競技がこれだ.

まずは予選として上位4名を決めるための計測を2本行った.
ここで大倉選手(H★)が11秒フラットの好タイムを記録.
以下4名は次のとおり.

1位通過 大倉聡明(H★) 00:11.00 
2位通過 山崎智  (H☆) 00:11.21
3位通過 溝口克己(INT) 00:11.26
3位通過 高橋和宏(DSP) 00:11.26

山崎選手,昨年に続いて進出の溝口選手,高橋和選手が
測定誤差範囲のほぼ同一タイムで進出した.

順々決勝からはトーナメント方式となる.
まず山崎選手と高橋和選手の対戦.
接戦ながらも山崎選手がタイヤ半分ほどリードしてゴール.
高橋和選手のTECHINが24inchでなければ逆転もあったか?

次に大倉選手と溝口選手の対決.
さすがの溝口選手も13歳差にはかなわず,大倉選手が二年連続決勝に進んだ.

そして決勝.大倉選手VS山崎選手.
スタートダッシュでは互角の加速を見せたが,
大倉選手のターンは切れ味鋭く,そのままリードしてゴール.
予選通過順位がそのまま決勝の結果となった.

■ パイロンスラローム 順位 ■

1 大倉聡明 ハイ★ニコチンズ 00:11.00
2 山崎智 ハイ☆カロリーズ 00:11.21
3 溝口克己 インテンスリー 00:11.26
4 高橋和宏 D-SPORTS 00:11.26
5 小野俊樹 ハイ☆カロリーズ 00:11.29
6 阿部真也 ハイ☆カロリーズ 00:11.30
7 米津雄介 ハイ★ニコチンズ 00:11.47
8 牛嶋潤 ハイ☆カロリーズ 00:11.81
9 佐々木貴夫 D-SPORTS 00:11.87
10 横田雄介 ハイ★ニコチンズ 00:12.04
11 大田雄太郎 ハイ★ニコチンズ 00:12.07
12 豊田洋行 インテンスリー 00:12.50
13 長浜雄一 D-SPORTS 00:12.90
14 吉川尚人 D-スポーツ 00:12.96
15 杉山宇宙 ハイ☆カロリーズ 00:13.91

転回が勝負の分かれ目 僅差でゴール! 安定した速さをみせた大臣


<3>ダウンヒル

2週間後の公式戦を控え,草津のコースはかなり整備されていた.
石や根っこはなく,前日の雨によって一部ほぐれているものの
予想通り好タイムでの戦いになった.

今年は例年とは逆に,歳上順スタートにした.
理由は暗くなると目がみえないから・・・.

一走目は溝口選手(INT).スラロームから走りっぱなしな感はあるが,
そこは年の功!?40歳を迎えたばかりのライディングは2分34秒を記録.

以後,大ジャンプを決めるも小野選手(H☆)2分46秒,
途中足をついてしまい阿部選手(H☆)2分42秒と,
誰も溝口選手のタイムに迫れない状態が続く.

10走目山崎選手(H☆)も,ゴール地点から姿がみえた時点で2分ピタリと
タイム更新に期待がかかるが,右スラロームで痛恨のコースオフ.
脱出にかなり時間を費やし,それでも2分35秒で惜しくも逆転を逃した.

本番に強いことで定評の米津選手(H★)も健闘をみせ渾身の2分39秒をマーク.
本番に波があることで定評の高橋和選手(DSP)も期待通り大クラッシュして2分51秒をマークした.


■ ダウンヒル 順位 ■
1 溝口克己 インテンスリー 02:34.25
2 山崎智 ハイ☆カロリーズ 02:35.97
3 米津雄介 ハイ★ニコチンズ 02:39.09
4 阿部真也 ハイ☆カロリーズ 02:42.15
5 横田雄介 ハイ★ニコチンズ 02:44.53
6 牛嶋潤 ハイ☆カロリーズ 02:44.60
7 小野俊樹 ハイ☆カロリーズ 02:46.03
8 高橋和宏 D-SPORTS 02:51.19
9 大田雄太郎 ハイ★ニコチンズ 02:53.12
10 大倉聡明 ハイ★ニコチンズ 02:53.25
11 豊田洋行 インテンスリー 03:04.62
12 杉山徹 ハイ☆カロリーズ 03:28.34
13 吉川尚人 D-SPORTS 03:28.91
14 祢津雄介 ハイ★ニコチンズ 03:33.53
15 長浜雄一 D-SPORTS 03:34.47
16 佐々木貴夫 D-SPORTS 04:32.88

身内レースとはいえ緊張感がある スタートは全力で ゴールも全力で

<4>さかのぼり決戦

そして最後は大会名物さかのぼり.
ここでも歳上順スタートとなり,休む間もない溝口選手(INT)がいきなり好成績.
常に体を動かし続けたことが功を奏したのか,総合優勝に王手をかけた.

ここまで活躍のなかった小野選手(H☆)が最後に吼えた.
今日シェイクダウンのチャリに慣れないSPDの組み合わせで苦戦を強いられてきたが,
さすが野沢ブレイカーを目指して組まれたCOMMENCALでがっちり登り,
強敵と目された高橋和選手(DSP)をおさえ
今大会唯一そしてこの競技で初の勝利を決めた.

ちなみに毎年さかのぼりを得意としていたはずの山崎選手(H☆)は
シフトレバーの位置あわせがいい加減だったことで
変速できず10位に失速した.

祢津選手(H★)は奇策の斜め登りを試みるも茂みの中へ.
なんとか折り返そうと粘りをみせるも一人ムーンサルトを決めアバラを強打.
その闘争心に,みごと敢闘賞に輝いた.

■ さかのぼり 順位 ■
1 小野俊樹 ハイ☆カロリーズ
2 高橋和宏 D-SPORTS
3 溝口克己 インテンスリー
4 大倉聡明 ハイ★ニコチンズ
5 横田雄介 ハイ★ニコチンズ
6 大田雄太郎 ハイ★ニコチンズ
7 吉川尚人 D-SPORTS
8 豊田洋行 インテンスリー
9 阿部真也 ハイ☆カロリーズ
10 山崎智 ハイ☆カロリーズ
11 佐々木貴夫 D-SPORTS
12 牛嶋潤 ハイ☆カロリーズ
13 米津雄介 ハイ★ニコチンズ
14 長浜雄一 D-SPORTS
15 祢津雄介 ハイ★ニコチンズ
16 杉山徹 ハイ☆カロリーズ



■  総合順位 ■
名前 チーム バイク ポイント
1 溝口克巳 インテンスリー GT DH-i 14
2 高橋和宏 D-SPORTS TECHIN TMX 18
3 大倉聡明 ハイ★ニコチンズ FOES FXR 20
4 横田雄介 ハイ★ニコチンズ GT RUCKUS i-drive2.0 22
5 小野俊樹 ハイ☆カロリーズ COMMENCAL Meta5.5 25
5 山崎智 ハイ☆カロリーズ KHS DH001F 25
7 阿部真也 ハイ☆カロリーズ SANTACRUZ VP FREE 28
8 牛嶋潤 ハイ☆カロリーズ GIANT GLORY 29
9 吉川尚人 D-SPORTS SPECIALIZED BigHit DH 35
10 米津雄介 ハイ★ニコチンズ COMMENCAL Supreme DH 37
11 大田雄太郎 ハイ★ニコチンズ SANTACRUZ V10 42
12 豊田洋行 インテンスリー FOES DHS 44
12 佐々木貴夫 D-SPORTS KONA STINKY 44
14 祢津雄介 ハイ★ニコチンズ ROCKY MOUNTAIN RMX 50
15 長浜雄一 D-SPORTS GT DH-i 52
16 杉山徹 ハイ☆カロリーズ KUWAHARA DIVER 59

■ 特別賞 ■
敢闘賞 祢津雄介
ブービー賞 長浜雄一
風邪賞 安藤貴光
搬送賞 青野一夫


王者若井慶太のいない今大会は接戦が予想されたが,
DHでは見事なタイムを叩きだし,スラロームでもさかのぼりでも強さを見せた
溝口選手(INT)が自転車馬鹿っぷりを見せつけ優勝をきめた.

総合2位には初参戦ながらも高橋和選手(DSP).
DHでの大コケさえなければ総合優勝も見えていただけに
来年も宮城から参戦していただきたい.

総合3位はメキメキと頭角を現している大倉選手(H★).
DHでチェーンが外れていなかったら総合優勝も手にしていた可能性が高く,
総合4位の横田選手(H★)ともども若手の躍進が目立った.
はやく潰しておくべきだった.

ハイ☆カロリーズはそろって5〜8位(飲酒の宇宙人を除く)と,
タイトル奪還のチャンスを逃してしまった.
得意不得意がはっきりしてるというか,本番に弱いというか
ムラのある成績をなんとかするためにも基礎の練習に励む必要がありそうだ.


今回も協賛いただきましたFLEAboardshopの笹澤社長ありがとうございました.
また賞品をお持ち寄りいただき、拙い進行にお付き合いいただきました参加選手の皆様
大人の遊びにご協力くださったご家族の皆様に
この場をお借りして厚く御礼申しあげます.


そして来年もハイ☆カロCUPを宜しくお願いいたします.


【レポート うしし】


【DスポーツさんのHPはこちら】

【インテンスリーさんのHPはこちら】

危機一髪 晴れてよかった 大活躍のニコチンズ達 あせりが転倒をうむ
試走は早い者勝ち シリが痒いんだよ 大会も合コンも良いとこ取り 坂が登れますようにナムナム セッティングに苦戦中 必死です
シェイクダウンのMeta5.5 DH-iとVP フォークのステッカーにこだわりあり 名車達
米津だけにコメンサル 今回のチャンピオンバイク 次の大ジャンプはいつ? 物干し・・・ 楽しんでおります.




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